症状
自分の場合の症状は主にひどい咳と発熱だった。
熱は辛いけど想像より軽症で済んだなと思っていたが、コロナが発覚したその日の夜中、寝ている最中に胸が痛すぎて目が覚めた。
胸の痛みとともに息苦しさがあって、このときはちょっと死ぬかと思った。
それ以外は、まぁなんとか耐えられるレベルだった。
発症から4日目に味覚と嗅覚が全く効かなくなった。
味覚が全く効かないのは人生初の経験だった。風邪とかの味覚が効かないのレベルじゃなくて、舌の味蕾をやすりで削り取られたというか、細胞が死んだという感じで完全に機能していない感じだった。
何よりびっくりしたのがレトルトカレーの味、キムチの味が全くわからなかった。かすかにも感じ取ることができず、食の喜びはこの日から感じられなくなった。
無念。
1ヶ月ほど経つ現在も味覚は通常時の5割程度、嗅覚は3割程度といったところである。
いわゆるこれが後遺症ってやつか。
総括
今回のコロナの一件でわかったことがいくつかある。
一つは買い占めは良くないということ。
コロナ発症のタイミングが悪かったというのもあるが買い占めによって必要なものが買えなかった。
家族と暮らしていたり、同棲している人はなんとかなるかもしれないが、独り身にとってはこれは非常に堪えるものだった。
二つ目は味覚、嗅覚が乏しくなったとしても感じられる味、匂いは少なからず存在するということ。
これはコロナ限定かもしれないが、私の場合、ウィダーinゼリーの鉄分や二郎系ラーメンの味はよくわかった。多分人工甘味料とかうま味調味料とかの味は感じやすいのかもしれない。特に二郎系はうま味がカンストレベルで飽和しているので、数少ない美味しいと感じられる食べ物だった。
こんなくらいが私がわかったことである。
発症前の一週間で珍しく人とよく会っていたので感染経路はよくわからない。
あんまり探ってもいいことないし、これからは今まで以上に手洗いを心がけて二度目の感染を回避したいと思う。