一人暮らしかつニートのくせにコロナになった話をつらつらと,,,
- 発症
- 診察
1.発症
私が発症したのは1ヶ月ほど前のお盆休みシーズンだった。
前日は夕方から小学校以来の友人とBBQをしていた。砂利の上に落としてしまった牛タンを「まぁ洗えばいいか」なんて言って食べながら、それなりに盛り上がって楽しんだ。
食べ終わってゲームやってそろそろ解散かなというくらいで、なんか喉がイガイガし始めた。
思い出すと友人の日系ブラジル人がめっちゃ咳してた。でもそいつ喫煙者でよく咳き込むし、BBQしながらIQOSやらタバコ吸ってたから、自分のイガイガはその影響かなとか思ってた。
そんな感じでその日は割と早めに寝た気がする。
翌日、起きるとめっちゃだるくて咳が止まらない。
念の為、熱を測ると37.6度だった。「まぁ、風邪引いたか。10代後半過ぎてからの発熱ってやっぱつれぇわ。数日で治るといいな。」とか思ってた。
熱測ったあとはやたらと眠くて、麦茶をコップ一杯がぶ飲みしてから寝た。
18時くらいだったと思う。起きたら今まで経験したことがないほどの寝汗をかいてた。
そもそも自分はかなりの汗かきだが、そのときはシーツが湿るとかではなく、完全に濡れてた。
さすがにビビって病院行こうかと思ったが、お盆で大体どこもやってないし、やってるところも診療時間外だった。
仕方ないから病院はあきらめた。よくよく考えるとそれまで麦茶一杯飲んだだけで何も食べていなかった。さすがになにか食べないとまずいなと思った。
もちろん私は一人暮らしなので、自分で用意しなければ食べ物も飲み物もない。
くっそだるい体をなんとか起こして、近所の薬局へ向かった。本当は、安い上にポイント貯めてるスギ薬局に行きたかったが、最寄りのウエルシアで妥協した。最近納車されたマイカーはMT車で、ただでさえまだ慣れないのに、朦朧とした意識の中で運転したため3回くらいエンストした。
教習所でさえ合計2回のエンストなのに。
薬局に着いてお茶と湯煎して食べられるおかゆを買おうとした。
が、全然商品がない。
考えてみたら、一週間前に南海トラフの巨大地震注意が発令されていた。その影響でペットボトルのお茶やら水やらおかゆやらが軒並み買い占められていた。
まーじでカス。くっそカス。
買い占めたところで何になんねん。お前らの向こう数週間の漠然とした不安より、コロナ罹ってる俺の食料の方が絶対価値がある。
つーか、俺に提供しろや。カス。
と売り場で思いながら、数少ない完全メシやウィダーなどをいくつかカゴに入れた。
飲み物は水道があるからマジで地震が来なければなんとかなるだろうと祈りながら帰った。
ホントみんな買い占めいくない!
数日分の食料を買って家につく頃には体力の限界で、帰るや否やウィダーを一息で飲み、すぐに寝た。
2.診察
翌日起きたら38.6℃の熱が出ていた。なんかやべえ色した痰も出てた。とりあえず熱下げたかったからイブプロフェンを飲んだ。さすがに病院行かなきゃと思って盆休み返上でやっている病院を探して、発熱時の受診の仕方を電話で聞いた。
電話したらなんかすげえ疲れてまた寝てしまった。1ターン1睡眠という具合。
起きたのは夕方で、診療時間の2時間前だった。危なかった。
そんなこんなで一回エンストして病院へ着いた。
診察室へ入って早速コロナとインフルの検査をした。先生と「今はまたコロナとかインフルが流行ってるから気をつけて。」なんて話してたら、検査キットが陽性反応を示していた。
やっぱコロナだったんだ。そらキツイわけだ。と一人で納得しているうちに薬を渡され、家へ帰った。